夏が近くなってくるこの時期。
もうテレビで放送されているCMでは「制汗剤」が多くなってきていますね?
しかしお気づきではないでしょうか?
汗には「臭う汗」と「臭わない汗」があることに!?
さてその差がダイエットには関係があるのでしょうか?
汗の種類とは
汗には出る腺によって2種類に分けられます。
エクリン腺
アポクリン腺
です。
エクリン腺から出る汗
- サラサラしている
- 汗の粒が細かい
- 無臭
- 体温調節の役割
- ※辛いものを食べたり緊張したりすると出る
エクリン腺は皮膚の表面から約1~3ミリメートル奥の、真皮層から皮下組織の上部にかけて存在しています。その大きさは約60~80ミクロンで、肉眼では見えず、日本語では、小汗腺と呼ばれています。
エクリン腺は体全体に分布していて、その数には個人差がありますが、少ない人で約200万個、多い人で約500万個、平均約350万個といわれています。
アポクリン腺から出る汗
- ベタベタしている
- ダラダラ流れる
- においがある
アポクリン腺の大部分は腋の下にあります。残りはごく少量ですが、乳輪、へその周囲、外耳道、外陰部、肛門周囲などに存在することもあります。
アポクリン腺は、皮下組織の上部で毛穴と一致したところに存在し、その腺は肉眼で確認できるほど大きく、日本語では大汗腺と呼ばれています。
アポクリン腺の役割は、体温の調節ではなく、体臭の原因となる汗を作り出しフェロモンを発生させることなんです。
汗の大切な役割は、体内にたまった熱を放出させて体温上昇を防ぎ、体温調整して体や脳を守ることです。
つまり、「体と脳をクールダウンさせる」ことが汗の大切な役割なんです
熱を発散させるための汗はエクリン腺から出ており、成分の99%以上が水。そのため無臭なのですが、なかには臭いのある汗を発している人もいますよね?
その訳は、もうひとつの汗腺「アポクリン腺」から出ている汗が原因だったんです。
アポクリン腺の役割は、体温の調節ではなく、体臭の原因となる汗を作り出しフェロモンを発生させるということは上記でもお伝えしました。
ですが、こちらの腺はストレスや食生活で、毛穴と一致した場所に存在しているせいか汚れがち。。
そのため、本来のフェロモンではなく、加齢臭と呼ばれる臭いの発生や本当は出てはいけないミネラルも流れ出てしまっています。
それをなくすことで、無臭な汗よ痩せる汗を手に入れましょう。

アポクリン腺を活性化しよう
この汗の臭いの元が出ているアポクリン腺。
このアポクリン腺を活性化して、臭いの元が気にならないようにそして、痩せる汗をかけるようにしましょう。
アポクリン腺はゆーったり体を温めることででてきます。
つまり、半身浴やホットヨガなどが最適なんです。
私がホットヨガをずーっと続けていた時期はそれだけしていれば太りませんでしたし、夏でも冬でも汗の嫌な臭いがしませんでした。
もともとわたしは汗っかきで困っていたんです。
ホットヨガを6年続けた結果、今でも体臭は気にならなくなりました。汗腺を一度活性化してしまえば、それはずっと続くんですね。
さてさて、そんなに良いホットヨガですが家の近くにないと通いきれませんよね?

私も家の近くにあったホットヨガスタジオが潰れてしまってからは、それ以外のスタジオがないので通えていません泣
では、どうするか?
それは簡単です。
<div class=”concept-box3″><p>半身浴がオススメ</p></div>
半身浴は36度くらいのぬるめのお湯に30分ほど浸かるだけの簡単デトックスです。
これを行うことによって、アポクリン腺が活性化します。
そしてこのアポクリン腺に溜まった様々な臭いのもとと一緒に体の余分な水分も外に出してくれて、むくみも解消します。
以前モデルさんや芸能人がこぞって「やってるよー」といっていた半身浴。
とーっても良いです。
まとめ
ふたつの汗腺を活性化することで、臭い成分を減らすことだけではなく、むくみの解消にも役立つことがわかりました。
汗は自然の化粧水とも呼ばれているのでたくさんかくことは美肌にもいいんです。
アポクリン腺から出た汗には塩分も含まれていますので、汗をかいたら必ずタオル等で拭き取ってくださいね。
お読みくださりありがとうございました。